本日、「スイッチ」および「ルータ+スイッチ」とサーバ間の回線帯域の拡大を実施しましたのでお知らせします。
新たな帯域制限値
従来、スイッチ⇔サーバ間の回線帯域は一律500Mbpsで制限を行っていましたが、サーバ側の搭載メモリ量が16GB以上の場合に帯域が拡大されるようになります。
具体的な帯域は以下の通りです。
16GB未満 | 500Mbps | 500Mbps (変更なし) |
16GB以上 32GB未満 | 500Mbps | 1.0Gbps |
32GB以上 64GB未満 | 500Mbps | 1.5Gbps |
64GB以上 | 500Mbps | 2.0Gbps |
● 「スイッチ」の例
● 「ルータ+スイッチ」の例
注意事項
・サーバ高負荷やネットワーク混雑などによる影響が発生する場合があるため、常に制限値の上限まで使用できることを保証するものではありません。
・より最適な性能を発揮するため、サーバ側のNICは準仮想化ドライバ(virtio-net)を使用することをおすすめします。詳しい使用方法はサーバの仮想NICに準仮想化ドライバ(virtio-net)が使用できるようになりましたの記事を参照ください。
・アプライアンスやブリッジなど、サーバ以外の機器のスイッチ間帯域は、従来通り制限なしのままとなります。
・帯域の拡大対象となる回線に起動中のサーバが接続されている場合、自動的に制限緩和されません。サーバ側の停止・起動操作により新制限値が適用されます。