さくらインターネットで提供しております「Windows IIS版のSiteGuard Lite」において、動作不具合がソフトウェア提供元であるジェイピー・セキュアより報告されました。
不具合の内容
通知サービス(SiteGuard Lite Notify)によるメール送信時の不具合により検出・障害通知の送信を繰り返すことで、ファイルディスクリプタが枯渇し、通知サービスが停止してしまう不具合となります。
本不具合により通知サービスが停止するため、検出・障害通知は通知されませんが、検査モジュールやウェブ管理画面などその他、機能への影響はありません。
※本不具合が発生した場合、通知サービスログにエラーメッセージ(Too many open files)が出力されます。
影響を受ける製品バージョン
SiteGuard Lite 3.10, 3.20, 3.30, 3.40(IIS版)
※SiteGuard Lite IIS版にて、検出・障害通知を利用していない場合やSiteGuard Lite Apache版、Nginx版については、本不具合の影響はありません。
復旧方法及び暫定対策
通知サービス(SiteGuard Lite Notify)の起動を行うため、Windowsサービスの画面から「通知サービス(SiteGuard Lite Notify)」を選択し、右クリックにて、[開始]を押下してください。
暫定対応としまして上記サービスを定期的に再起動を行ってください。
※お客様のご利用環境によりますが、1日~1週間に1回を目安にサービスの再起動を行ってください。
※検出・障害通知の[通知間隔]を広い間隔「例:360(分)」に変更する、または、「毎日xx:xx」に変更することで、不具合の発生頻度を緩和することが可能です。
※検出・障害通知を停止いただける場合は、通知機能を「無効」にしてください。
恒久対策
ソフトウェア提供元であるジェイピー・セキュアより本不具合を修正した「SiteGuard Lite Ver3.40 Update1」を2018年9月中旬~10月にリリース予定です。
リリースされ次第、修正版の提供を行います。
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。