本日、さくらのクラウドでは、サーバを共有セグメントに接続した際にDHCPによりグローバルIPアドレスを割り当てる機能を追加しました。
これにより、ディスク修正機能に対応していないWindows Serverや、ISOイメージによるインストール時の設定作業が大幅に簡略化されます。
- ディスク修正機能に対応しているアーカイブについては、従来通り固定IPアドレスがディスクに書き込まれ、DHCPは使用されません。
- 共有セグメントに接続された際に割り当てられるグローバルIPアドレスがDHCPで割り当てられます。DHCPによって異なったIPアドレスが割り当てられることはございません。
- DHCPはディスク修正機能でIPアドレスを設定できないOSに対して設定を簡易にするものです。本番運用時には必ずOS側の設定を固定割当設定にしていただきますようお願い致します。
- DHCPのパラメータは予告なく変更になる場合があります。
- DHCPにてIPアドレスを取得し通信を行っている際は、SLAの対象外となります。
- DHCPで配布されるホスト名は sv-NNNNNNNNNNNN (サーバのリソースID 数字12桁) 形式となります。
- DHCPで配布されるDNSサーバ(resolver)は、サーバを作成したゾーンの推奨ネームサーバが設定されます。
今後もお客様のご要望にお応えし、随時機能改善を進めますので、ご意見がありましたらコントロールパネル内「フィードバック」ボタンよりお気軽にお問い合わせください。