2024年11月27日より、ウェブアクセラレータにてアクセスログのアップロード機能を追加しました。
アクセスログアップロード機能について
アクセスログアップロード機能とは、ユーザーからのリクエスト内容や応答ステータスなどを記録したアクセスログを指定先のオブジェクトストレージに定期的に自動アップロードする機能です。
主な活用例
・ユーザーのアクセス傾向の分析(アクセスの多いコンテンツの特定など)
・アクセスの証跡の記録(コンプライアンスや法的要件への対応など)
仕様
デフォルト設定 | アップロード無効 |
ログ提供形式 | JSONファイル (gzip圧縮) |
ログファイルの生成間隔 | 1時間(※1) |
ログファイルのアップロード間隔 | 1時間(※2) |
ログファイルのフォーマット | JSON Lines 形式(※3)(※4) |
ログファイルのアップロード先 | さくらのクラウド オブジェクトストレージ |
ログファイルのアップロード方法 | 指定したアクセスキーを用いたオブジェクトのアップロード(PUT Object) |
※1 XX時00分00秒~XX時59分59秒の期間のログをXX時台のログとして取得します。
※2 基本的には約1時間ごとにアップロードが実行されますが、アップロードに失敗した場合は例外となります。詳細についてはマニュアルのアップロード失敗時の扱いについての記載をご参照ください。
※3 1行ごとに1つのJSONオブジェクトを記述し、各オブジェクトを改行で区切る JSON Lines 形式です。
※4 JSON Lines 形式からcombined形式などの別の形式へ変換する場合は、マニュアルのアクセスログの形式変換の記載をご参照ください。
その他の機能仕様・注意事項については詳細は以下のページをご参照ください。
アクセスログアップロード機能の利用 – 仕様と詳細
ご利用方法
コントロールパネルおよび公開APIより設定可能となります。詳細は以下のページをご参照ください。
アクセスログアップロード機能の利用
ウェブアクセラレータ 公開API – アクセスログアップロード機能関連
料金
ウェブアクセラレータのアクセスログアップロード機能は追加料金なしでご利用可能です。
※アップロード先のオブジェクトストレージの利用料金は発生いたします。オブジェクトストレージの料金については以下よりご参照ください。
https://cloud.sakura.ad.jp/products/object-storage/
今後ともさくらのCDN ウェブアクセラレータをよろしくお願いいたします。