IPマスカレードやスタティックNAT、お客様組織のネットワークとのサイト間VPN(site-to-site IPsec VPN)接続などの多彩な機能を搭載した「VPCルータ」アプライアンスにて、Ping送信および、WireGuardサーバのログ表示機能の追加を行いました。
Ping送信機能
Ping送信機能では、VPCルータから指定したIPアドレスに対してPingを送信し、結果を得ることができます。サイト間VPNの接続先へも送信ができ、ネットワークの疎通確認にご利用頂けます。
Ping送信はコントロールパネルのメニューから実行できます。
詳しくはマニュアルサイト「VPCルータ » その他の機能」のページをご参照ください。
また、さくらのクラウド公認のCLIクライアント「usacloud」のバージョン v1.12以降でもPing送信が実行できます。
$ usacloud vpc-router ping 123456789 -d xxx.xx.xxx.xxx PING xxx.xx.xxx.xxx (8198.51.100.1) 56(84) bytes of data. 64 bytes from xxx.xx.xxx.xxx: icmp_seq=1 ttl=117 time=18.2 ms 64 bytes from xxx.xx.xxx.xxx: icmp_seq=2 ttl=117 time=18.2 ms 64 bytes from xxx.xx.xxx.xxx: icmp_seq=3 ttl=117 time=18.3 ms --- xxx.xx.xxx.xxx ping statistics --- 3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2003ms rtt min/avg/max/mdev = 18.244/18.306/18.379/0.123 ms
合わせてご利用ください。
WireGuardサーバのログ表示
WireGuardサーバへの接続のログを記録する機能を追加しました。
有効にすることで、サーバへの接続があった際の接続元IPアドレスが記録されるようになります。ログはログタブのVPNの項目、またはsyslog経由でも取得できます。
今後もお客様のご要望にお応えし随時機能改善を進めますので、サービスに対するご要望がありましたら「さくらのユーザーフィードバック」までお気軽にお寄せください。