本日、Labプロダクトとして提供している、「エンハンスドデータベース」において、「MariaDB」の提供を開始するとともに、エンハンスドデータベースの機能追加を行いました。
エンハンスドデータベースのアップデートについて
「MariaDB」の追加
エンハンスドデータベースを追加時に選択できるデータベース種別に「MariaDB」が追加となりました。
今回追加となる「MariaDB」は、複数のゾーンで冗長化を行う構成Multi-AZでの提供です。
これにより電源設備やネットワークなどの広域障害に対しても可用性の担保が可能です。
なお、複数のお客様がリソースを共有するマルチテナント型での提供となります。
送信元ネットワーク制限機能の追加
作成したエンハンスドデータベースに接続可能なIPアドレス帯を制限できる機能です。
送信元のネットーワークを制限することで、より安全性を高めることが可能です。
本機能は「TiDB」および「MariaDB」どちらもご利用いただけます。
東京リージョンの追加
エンハンスドデータベース追加時に、これまでの石狩リージョンに加え、東京リージョンが選択いただけるようになりました。
これにより、ディザスタリカバリを目的としたシステム構築が可能となります。
東京リージョンは「TiDB」および「MariaDB」どちらもご選択いただけます。
ご利用方法
エンハンスドデータベースはコントロールパネルの「エンハンスドDB」より追加いただけます。
詳細は、さくらのクラウドドキュメント「エンハンスドデータベース(Lab)」をご覧ください。
注意事項
エンハンスドデータベースはLabプロダクトとして公開される機能となります。ご利用にあたってはLabプロダクト概要ページの注意事項をよくお読みの上ご利用をお願いいたします。
今後もお客様のご要望にお応えし随時機能改善を進めますので、サービスに対するご要望がありましたら「さくらのユーザーフィードバック」までお気軽にお寄せください。