本日、新しいパブリックアーカイブとしてUbuntu Server 20.04.2 LTS 64bit (cloudimg)を公開し、cloud imageのアーカイブに対してcloud-initを実行できるAPIを公開しました。
cloud-initをcloud imageのアーカイブに対して適用することにより、ホスト名やパスワードの変更、sshの公開鍵の設定、aptによるパッケージのインストールなど、cloud-initがサポートする範囲でサーバの初回起動時にサーバの初期設定を行うことができます。
※cloud-initの詳細については、cloud-initのドキュメントをご参照ください。cloud-initのAPIについては、さくらのクラウドのAPIドキュメントをご参照ください。
利用方法
現在、cloud-initの機能はAPIでのみの提供となっております。そのため、ご利用いただく際は、コントロールパネルなどからUbuntu 20.04 LTS cloud imageのパブリックアーカイブでサーバを作成していただき、対象サーバの初回起動をAPIから行うようにしてください。こちらの手順の詳細な説明に関しては、こちらのドキュメントをご参照ください。今後、コントロールパネルからもcloud-initが利用できるように対応を進めてまいります。
また、usacloudとterraform-provider-sakuracloudに関しましても、cloud-initの対応が完了しておりますので、こちらのツールからご利用いただくこともできます。
今後もお客様のご要望にお応えし随時機能改善を進めますので、サービスに対するご要望がありましたら「さくらのユーザーフィードバック」までお気軽にお寄せください。