本日さくらのクラウドでは、VPC(Virtual Private Cloud)環境を簡単に構築できる仮想ルータアプライアンス「VPCルータ」の大幅な機能強化を実施いたしました。
プライベートインターフェイスへのファイアウォール設定への対応
従来VPCルータのグローバルネットワーク接続インターフェイスの受信・送信のパケットにのみファイアウォールのルール設定が可能でしたが、新たにプライベートネットワーク接続インターフェイスについても受信・送信のファイアウォールのルールを設定が可能となりました。
これによりDMZ(DeMilitarized Zone)を手軽に構築することができるようになり、従来よりも高度なネットワーク構成を実現することができるようになります。
詳細はさくらのクラウドマニュアル「ファイアウォール設定」をご参照ください。
ファイアウォールルール上限の拡張(プレミアムプラン以上)
VPCルータのファイアウォールの設定可能上限は受信方向・送信方向それぞれ60個まででしたが、プレミアムプランまたはハイスペックプランにおいてそれぞれ200個まで設定可能上限を拡大しました。
詳細はさくらのクラウドマニュアル「ファイアウォール設定」をご参照ください。
※インターフェイスを問わず、1つのVPCルータ内に指定されている受信方向・送信方向それぞれのファイアウォールルール数をもとに上限が計算されます。
DHCP利用時のDNSサーバ指定
DHCPご利用時にサブネットが利用するDNSサーバのプライマリとセカンダリをのIPアドレスを指定できるようになりました。
詳細はさくらのクラウドマニュアル「DHCP設定」をご参照ください。
今後もお客様のご要望にお応えし、随時機能改善を進めますので、サービスに対するご要望は、「さくらのユーザーフィードバック」をご活用ください。