平素よりさくらのクラウドをご利用いただき誠にありがとうございます。
1月27日よりコントロールパネルの管理方式を変更し、ログイン時の認証に使用するユーザ/パスワード情報と、リソース管理スペースを分離することといたしました。
これにより、ひとつのアカウントにログインする際のパスワード情報を複数ユーザで共有せず、各ユーザ個別に割り当てたログイン情報とリソース管理スペースを紐付ける設定を行うことが可能となり、実際にクラウドの操作を行うユーザの管理がより安全で便利に行えるようになります。
新たな管理方式での提供は以下の日時以降となります。
機能実装日時: 2015年1月27日(火) 15:30
(14:00~15:30にコントロールパネルのメンテナンスを実施します)
上記日時以降、コントロールパネルへのログイン手順が変更となり、役割設定などの機能が管理者画面に追加されます。詳しくは「ログインユーザ・役割設定」のページを参照ください。
※APIキーや障害情報通知先メールアドレスなどの設定項目はアカウント単位で設定されるため、今回の機能実装により新たな登録手続きが必要になるなどの変更はありません。また、請求についてもアカウント単位での集計となります。
既存のお客様アカウントについて
ログイン方式の変更に伴い、機能実装日時以前より設定済みのお客様アカウントについては以下のように「ユーザ」と「アカウント」を分離した状態で移行されます。
これらの変更はさくらのクラウドをご利用中のすべての会員ID・クラウドアカウントに対して行われます。
■ 移行前のログインの流れ
現行の仕様は以下のようになっております。
・作成したアカウント(と、アカウントに設定されたパスワード)は、操作可能な1個のコントロールパネル画面に1対1で紐付きます
・作業したいコントロールパネル画面ごとに、それに紐付くアカウントでログインを行う必要があります
・管理者(会員IDでのログイン時)は、パスワード未設定のものを含むすべてのコントロールパネル画面を表示することができます
■ 移行後のログインの流れ
移行後のログインの流れ
・アカウントから、それに紐付くログイン識別子が「ユーザ」という名称で分離されます
・コントロールパネル画面は新たに「アカウント」という名称で置き換わります
・ログイン方式変更により分離された「ユーザ」と「アカウント」は、それぞれ元のアカウントとコントロールパネル画面に紐付いた状態で権限が付与されます
・管理者(会員IDでのログイン時)は、すべてのアカウントを操作することができます
・パスワードの設定されていないアカウントは新たにユーザの作成は行われないため、管理者としてログインするか、ユーザに対してそのアカウントへのアクセス権限の設定を行う必要があります
移行作業後は、「ユーザ」と「アカウント」それぞれに操作権限を付与する設定を行うことができます。詳しくは「ログインユーザ・役割設定」のページを参照ください